塾に比べて家庭教師の利点は
① 不得意科目に重点的に時間をかけることができる。
(充分理解できている科目は自習でやればよい)
② 科目ごとにその科目が得意な教師を選べる。
(例えば、文系の教師が自分の苦手な理系の科目を指導するのは避けたい)
③ 質問がその場ででき、消化不良な部分を残さないようにできる。
(集団指導の塾や学校ではなかなか自由に質問はできない)
④ 指導の曜日時間を自由に設定できる。急な変更も可能であり、
テスト直前の追加指導もできる。(ただし100%対応できるかはケースバイケース)
さて、教師は塾や学校では選べませんが、家庭教師はある程度選べます。
しかし、家庭教師も千差万別で「当たりはずれ」が必ずあります。
「はずれ」を引いてしまってはお金と時間をどぶに捨てるようなものです。
① 生徒の能力、性格、教育現場の実情、などを判断して適切な指導をわかりやすく
行えるかどうかは経験と生徒目線で見ることができるか、にかかっています。
一般的に大学生の家庭教師ではバイト感覚で、ただ単に問題を教えるだけであり
生徒がどう考えているのか?指導上の注意点を留意して指導できるか?
大局的にゴールまでの計画を把握できるか?
こういったことを常に身に着けている家庭教師はやはり経験の多いベテランが有利です。
将来、進学後に社会に出てからの話しなどは学生では無理です。
例えば「公民」での政治経済の内容は実際にそれを社会で経験している社会人教師なら
無理なく具体的に説明できます。
② 理系科目(数学理科)はできるだけ理系の学部学科出身の家庭教師を選ぶべきです。
私立文系の大学出身の家庭教師は避けるべきです。根本の原理を理解できていない
からです。それは指導時に必ず出てきます。
③ 英語については上記②にはあまりあてはまりませんが、
必ずアメリカ英語で指導する家庭教師を選ぶ必要があります。
発音、文法、英会話など現代ではアメリカ英語が絶対的に有利です。